地域食堂 もぐもぐ

どのような契機で?

社会福祉法人には、さまざまな地域課題に対して取り組むことが期待されています。当法人では、地域の方々と運営するボランティア団体「白英荘ボランティアセンターぽかぽかランプ」を立ち上げ、その一つの事業として子ども食堂(「地域食堂もぐもぐ」)を行なうこととしました。

家や学校以外に、安心して自分らしく過ごせる場所が地域にもっとあってもいい。地域食堂もぐもぐで、食べることをきっかけに地域の子どもたちが集まり、時間を過ごす。そして地域の大人たちや高齢者たちと交流する。地域の子どもの成長を地域の大人たちが見守る、そんな古く懐かしいまちになって欲しいと願っています。同時にそれは、最後のステージを生きる高齢者たちを温かく照らす場所でもありたいと思っています。

設立した目的は?

地域の子どもたちを中心に、子育て世代や高齢者などに対して「食べること」を通じて、健全な心身の発達やフレイル予防に必要な栄養とバランスの取れた食事を提供し、地域コミュニティの形成を促進し、それぞれの「居場所づくり」「役割づくり」「健康づくり」に貢献することを活動の目的とする。

何を大切に?

現在の地域をつくってきた人たち(高齢者を含む大人)とこれからの地域の未来をつくる子どもたちが、地域食堂もぐもぐをきっかけに出会い、さまざまなイベントや活動を通して交流し、少しずつ地域の輪を広げ、そこに集うすべての人が尊重され、自分らしく存在できること、そして一人ひとりの大切ないのちのバトンがつながる、そんな地域になることを大きなゴールと定め活動を続けたい。